仕事が早く進む。
原田大成
アンデス物流と出会ったのは、ハローワーク。親が昔トラックに乗っていた影響もあり、試しに受けてみようと面接に伺いました。事務所前に止まっていたトラックがあまりにキレイだったことを覚えています。面接官の社長もたまたま居合わせた乗務員の方も気さくで、ここなら飾らず気を遣わず働けると感じ、第一印象を信じて入社を決めました。乗務員というと、個人商店の集まりで寡黙に一人で仕事をするイメージでしたが、アンデス物流の場合は和気あいあいで驚きました。運搬する製品のほとんどが精密機器で、一回に運ぶアイテム数は1000や2000ではきかないほど。膨大の数から必要な製品の積み込みが必要なため、製品を探す際に、「これそっちにありました?」「3つ向こうの島でその商品を見かけた。」など、自然と会話が生まれ、コミュニケーションが活発に行われていたのですが、この風土は新人にとってありがたく、おかげで遠慮なく質問ができ、すぐに日常業務を覚えることができました。入社してから知りましたが、トラックをキレイにというのは先代からの教え。トラックのキレイさが、入社の決め手になったと話す先輩乗務員もいます。
乗務員には、様々な理由で働く方がいます。一番多いのは、未経験の方でただ単純にトラックに乗ってみたかった、自分で運転してもたかったという理由です。彼らにとってトラックを大切にするアンデス物流の姿勢は非常に好感を持つポイントで、経験者も多数の乗務員が中途で入社しています。いまの私の場合は、家族のためという理由が大きいです。1歳8か月の娘と奥さんが安心して暮らせるよう、仕事中はあくせく働き、休日は家族第一で動き回る。プライベートな時間はほぼありませんが、無感情に品質管理上のデータを眺めていた頃に比べれば、毎日充実しています。同僚にしてもお客様にしても、毎日当たり前のように会話があり、当たり前のように「ありがとう」と言ってもらえる。同じ気持ちで働くドライバーがもっと増えたら、嬉しいなって思います。